“Have a rice day!”
目次:
ニュースレター発刊にあたって 北川
お米の種類 北川
お米の話 マックファーランド
次回予告
カリフォルニア作付け面積 等 北川 等
ニュースレター発刊にあたって
今回田牧米のウイリアムス・ライスから毎月定期的にニュースレターをお客様宛にお届けする企画
を致しました。これは現在いろいろなお米が出回り、質問を時々頂く中で、定期的なお知らせの中
でいろいろな話題を織りまぜながら、お米に関することを皆様にお知らせすることができたらと言
うことでつくってみました。今のところ先ず皆様にお米の種類やカリフォルニアの作付けのこと、
またご飯について成分や科学的なこと、また、日本での傾向などをお知らせしていきたいと思って
おります。そして、皆様のご意見も取り入れながら、ニュースレターはどんどん変更していきたい
とも思っておりますので、どしどしご意見もお送りください。こういった情報が皆様の営業活動に
少しでもお役に立てばと考えております。
尚、このニュースレターでお届けした内容はホームページの方に掲載していく所存です。バックナ
ンバーなど必要な際にはホームページで見ていただくこともできます。それではニュースレターを
お楽しみください。 (北川)
お米の種類 北川正巳
こちらアメリカでもいろいろなお米が出回っております。しかし、アメリカではほとんどのお米は
銘柄ではなく各業者のブランド名で流通しております。
日本では逆にお米の種類でほとんどが流通しており、この辺りが日本のお米の流通とこちらアメリ
カとの大きな差だと思います。
日本のお米の種類について概略を申し上げます。日本では上位5品種で日本の作付け面積の7割を
作付けしております。その中でも飛び抜けて作付け面積の多いのは「コシヒカリ」です。コシヒカ
リは1980年代から日本でのお米の代名詞となり、今でも作付け面積は4割程度有ります。コシ
ヒカリは当初は新潟から北陸にかけてが産地でしたが、人気によって今は全国どこでも作られてい
ます。いろいろな研究が行われ常にコシヒカリを越える物を模索してきましたが、いまだに越える
物は出ていないと言うのが現状でしょう。日本でそれに次ぐ面積を持つのは「ひとめぼれ」です。
現在1割程度です。ひとめぼれは宮城・岩手などの東北地域に限られ、その地域での良食味米と言
うことで地域あげて力を入れております。たぶんにそれら地域はコシヒカリの作付けができないた
め、その地域にあったお米と言うことで奨励されている物です。そのひとめぼれを急速に追い上げ
ているのは「ヒノヒカリ」でこれは近畿・中国・四国・九州と比較的暖かい地域で作られており、
これも1割程度になってきました。これら以外は「あきたこまち」「きらら397」で、あきたこま
ちは秋田が中心、またきららは北海道と地域限定的な品種です。上位5種以外で食味も良く伸びて
いるのは「はえぬき」です。山形がその産地ですが、良食味で評判も良いようです。このように現
在は地域ごとに品種改良が進みいろいろな地域限定の品種が増えてきました。ネーミングもおもし
ろく、「つがるロマン」や「みえのえみ」「ほほほの穂」や「森の熊さん」等という物まで出ていま
す。一方、今まで多かった「ササニシキ」「日本晴」は年々面積が減り、世代交代という感じでしょ
うか。
これら作付け面積はやはりお米の価格に左右されています。コシヒカリは政府価格の指標となる自
主流通米の価格の等級で見ても、一番価格の高い第一類にはコシヒカリしか入っておりません。あ
きたこまち、ひとめぼれ、ヒノヒカリなどは今までのところ第2類に分類されています。また穀物
検定協会の食味ランキングでは、特に基準米(滋賀の日本晴)より優れた食味の物に「特A」とい
うランクをつけていますが、全国のその特Aのもらえた地域の半分がコシヒカリでした。特Aは
全国でも11地域、2000年は東北と新潟、富山などでした。コシヒカリ以外はひとめぼれ、はえ
ぬき、あきたこまちです。
こうして見るとコシヒカリが日本のお米の中で、今でも断然優位な品種であり、消費者にも絶大な
人気を保っていると言えそうです。
その傾向はカリフォルニアの方でも同じです。食味も好みはある物の、やはりコシヒカリは今のと
ころ最高の品種と言えると思います。ただ、日本向けに安価な日本品種を求める傾向があるため、
あきたこまちがカリフォルニアでは作付け面積が上回っています。
おいしいコシヒカリの炊き立てご飯、おかずはいりません。
次回はカリフォルニアの作付けに関してお話しさせていただきます。
(北川正巳)
お米の話 薫・マックファーランド
時代は胚芽米へ
弊社が胚芽米を扱い始めて約半年が経ちました。皆様方の営業御努力で日本人だけではなく、広く健康に
留意する人々の間でも胚芽米が浸透し始めています。普通精米されたものより、割高ですが栄養価の高いお
米ということで認識され、価格に対する不満もほとんど出ておりません。これも皆様の日頃の御努力による
ものと感謝しております。
日本では“コシヒカリ”を超える米が模索されています。もちろん新品種の育成も図られていますが、胚
芽米もその答えのひとつです。21世紀の米消費拡大に胚芽米が多いに貢献すると言われています。同じよ
うに消費拡大の担い手になると言われているのが、発芽玄米です。玄米のご飯はかたくて食べにくいと言わ
れていますが、発芽玄米は発芽させることにより、糖化酵素というものがはたらき、胚乳がやわらかくなっ
て胚乳を包んでいる糠層も柔らかくなる。つまり食べやすくなるという触れ込みだそうですが、実際は玄米
に似た食べにくさは残り、食味も落ちるようです。それに比べ、胚芽米は栄養の面でも“花マル”、味を重
視しても“花マル”です。むしろコシヒカリなどの良食味米で作る胚芽米は、お米本来の甘味がありコクの
あるおいしさで、普通精米した白米よりもおいしいという声を多く聞きます。私もそのひとりですが、くせ
になる味というのでしょうか、普通の白米では満足出来なくなっています。 私は胚芽米を炊く時に1本の
備長炭を入れていますが、この効果も相まって、炊き上がりのご飯の香りのよいこと。祖父母と同居してい
たおりに、おひつに入っていたあのなつかしいご飯の香りがするのです。息子が通っているサンフランシス
コの日本語補修校のFUND RAISINGのバザーに胚芽米を寄付したことがありますが、飛ぶように売れまし
た。やはり育ち盛りの子供を持つお母さん方の胚芽米に対する注目度、期待度は大きいと確信し、目の前で
動いていく胚芽米を頼もしい気持ちで見ていました。
ここアメリカでも胚芽米の市場は無限大にあると考えております。2002年、新しい年になりましたが、
今年は胚芽米の年にしたいものです。
Kaoru McFarland
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