Have a rice day!

ニューズレター Vol. 14

目次:
日本の農業について        北川
土鍋でご飯を炊いてみましょう   マクファーランド

次回予告
   不耕起栽培 等       北川 等

はじめに
先日テレビの番組でご飯をおいしく炊く秘訣と言うのが有りました。NHKの
「ためしてガッテン」ですが、この番組は日常的な話題を科学的に説明する
番組で、料理の秘訣や病気の予防などためになる情報で一杯です。その中で
出ていたのがご飯をおいしくする物でした。意外や意外「ハチミツ」と「大
根のおろし汁」と言う物でした。この二つに共通するのはデンプンの分解酵
素が含まれていて、炊飯前に入れて炊くと分解酵素の働きでご飯が甘く感じ
られると言う物でした。ハチミツはおコメ2合に対して小さじ1杯程度、大
根のおろし汁ですとおコメ一合に大さじ一杯と言うことでした。皆様もお試
しください。

日本の農業について

前回はアメリカの農業政策についてお話しいたしましたが、今回は日本の政
策についてです。日本の方で議論されている政府自民党で考えておられる農
業政策の改革の原案を見ておりますと、奇しくもクリントン政権時代に作成
したアメリカの95年農業法に似ております。背景的にも政府は財政危機に
あり、財政支出を抑えたい、また今までの政府の関与があまりにも大きかっ
たので、それを緩めていこうという狙いが伺われます。しかし、当時のアメ
リカと現在の日本の違いは農産物価格の下落が止まらず、農家所得は日本の
場合このままでは問題であり、担い手の一番の専業農家が一番大きな打撃を
受けると言うところでは無いでしょうか。そして補助金を減らして、減反も
廃止するという方向は財政の面からは当然かも知れませんが、農業の基幹を
握る専業農家がつぶれてしまえば、食料の自給などと言うことは全く遠い話
になります。総論的にいえば、農業は市場原理を導入して競争力のある産業
に育てたい、そのために作物別の補助は取りやめ、セーフティーネットのた
めに最低の所得補償をしましょう、また、余剰米の買い上げなどはコストが
かさみ、減反などの制度も不公平感や政府の関与のし過ぎという点から見直
す、と言う話は理解できますし、納税者の立場や非農業者の立場では良く聞
こえるかもしれません。ですから国民は総論では賛成することに成ると思い
ます。しかし、減反制度を無くせば、無秩序に生産され、余剰米はあふれ、
価格は下がり、ますます農村は疲弊していきます。政府の買い上げが無くな
り、備蓄も行われなくなれば、数年前に起きた米騒動がいつ起こるか解らな
くなります。また、コメだけは自給が成り立つ作物であったのに、安定的な
供給は望めなくなります。食糧自給率もコメが不安定になれば大きく崩れ、
40%を大きく割り込む形になります。また、農業の担い手も無くなり、日
本の農業そのものが成り立たなくなる可能性が有るわけです。そして、老人
を支える労働人口も日本に産業が無くなっていけば要らなくなります。その
時に食料を外から買うことはもう不可能です。日本に主な産業が無くなり、
生産拠点が海外に流失してしまえば、日本としての国力は無くなり、その指
標である通貨は下落して、世界に対して全面的に安くなるはずです。例えば
1ドルが200円や300円に成ったとき、今と同じように海外から農作物
や他の商品を買う力が有るかということです。中国は現在急速に工業化が進
んでいます。それ以外の国で農産物が安定的に作られ、自給以上に販売する
余力を持っている国が有りますか。今は日本が高いお金で買ってくれるので
日本向けに特別に作って売ってくれていますが、日本に買う力が無くなり、
通貨が安くなったときに売ってくれる国は有りますか。中国も早晩農産物は
純輸入国となり、国内での販売が主流となるはずです。農産物が多少高くて
も良い物を買う層が一気に増えて行くからです。アメリカも中国に輸出する
事が多くなるはずです。工業製品をもっと中国から買うために農業製品を中
国に売らなくては成らなくなるからです。日本はどこから食料を確保できる
のでしょうか。これから人口が減り始め、老人が人口の構成比で大変増えて
いく中でどう言った道を選択していくのでしょうか。食糧自給は日本にとっ
て大変重要な課題に成るに違い有りません。日本は非農業者が多いので一般
の日本人にはピンとこない部分は多いと思いますが、農業も自動車などと同
様大変すそ野の広い産業です。農業資材や農産物の流通、加工などを入れる
と可成りの労働力が必要と成るはずです。今までこの分野は農協が独占的に
取り仕切ってきました。昨今農協に独占禁止法を適用すると言う話が出てお
ります。この部分が解放されて効率が良くなれば、農業の新たな展開も開け
るのではないかと見ているのですが、如何でしょうか。食料の確保や雇用の
確保、環境的な面も含めて農業は多面的な効果が期待できるはずです。農業
問題をもう少し考え直す時期では無いでしょうか。
今回はこの辺りで。

次回は「不耕起栽培」についてお話しさせていただきます。
(北川正巳)

土鍋でご飯を炊いてみましょう。
Kaoru McFarland
最近、土鍋でご飯を炊くことにはまっています。どうしても電気炊飯器では
美味しく戴くには限度があるというお米屋さんのコラムを読み土鍋炊きを始
めました。弊社米を売って下さっておられる営業マンの方にもおいしいと薦
められました。遠い昔、確か小学校の家庭科の時間にお鍋でお米を炊いて食
べた記憶がありますが、それ以来、うん十年ぶりに試してみることにしたの
です。
水加減も漬浸時間もいつも通りです。まずは強火にて沸騰させ、次に中火で
6分(ふきこぼれない程度の火加減)そして仕上げは弱火で4〜5分。実際に
炊いてみると簡単なのに驚きます。お米ひと粒ひと粒が立っていてとてもお
いしい炊きあがりです。最後に1分位、強火にするとおこげが出来てそれは
それはおいしいのです。
私の場合、備長炭を入れて炊くのですが、冷めても味があまり変わらずおい
しく戴けます。家族の反応も良いようです。おいしいということだけではな
く、ひと手間かけているということにも感謝されているようです。現在我が
家ではゴールドと胚芽米を1:1の割合で混ぜて炊いています。おいしいのも
さることながら、体にも良いと思うとご飯を食べることがさらに楽しくなっ
てきます。皆様も是非お試し下さい。

Back