“Have a rice day!”
目次:
カリフォルニア作付け面積 北川
ご飯の話 マックファーランド
次回予告
ご飯について 等 北川 等
カリフォルニアの作付け面積
前回は日本での作付けの傾向から見るお米の人気に関して書きました。今回はカリフォルニアです。
カリフォルニアのお米の作付け総面積は2001年では47万エーカー(18.8万ヘクタール)で北海道の稲作面
積より少し多い、九州の作付け面積を併せたくらいの稲作面積です。と言ってもわかりにくいですね、日本
の10分の1程度です。アメリカ全体では340万エーカー(136万ヘクタール)で日本の8割程度です。カリフ
ォルニア以外の米作地はアーカンソー(160万エーカー)、ルイジアナ(57万エーカー)ミシシッピー、テキサ
ス、ミズーリーとなります。カリフォルニア以外の南部はほとんどが長粒種の栽培です。一時期アーカンソー
で中粒種の栽培が増えましたが、今は少なくなっています。
カリフォルニアでは90%は中粒種の栽培です。しかもそのほとんどは「カルローズ」と呼ばれる品種です。そ
して7%程度が短粒種、そして3%未満が長粒を含むその他品種です。アメリカに暮らしても日本人はやは
り日本種の短粒種を好みますが、作付け面積は、その中でも多いあきたこまちで8500エーカー(全体の
1.8%)、コシヒカリは6000エーカー(全体の1.3%)程度です。またそのうち半数以上は日本に輸出されてい
ます。
このように日本の品種の作付けは非常に限られ、ほとんどは多収品種のカルローズです。このカルローズは
日本の政府向けにも出荷されています。年間30万トン程度出荷、これはカリフォルニアの20%弱の生産に
あたります。しかし、日本政府はほとんどこれを自国の消費には使わずに備蓄しており、古くなれば援助米と
して海外に放出しています。カリフォルニア米は日本以外にはトルコや中近東・北アフリカの諸国にも出荷さ
れています。
カリフォルニアの作付け面積は1999年をピーク(57万エーカー)に、2001年はそのピーク時から2割程度減
少してしまいました。これはコメの価格が可成り下がってしまったこと、99年2000年と豊作でコメが余ったこと
などが影響しています。また、カリフォルニアでの日本種のあきたこまちやコシヒカリの作付けも99年(それぞ
れ25000エーカー、12000エーカー)をピークに、2001年はピーク時の40%程度まで落ち込みました。これ
は2000年まで日本向けに可成り作付け面積を大きく伸ばしてきましたが、中国が品質や価格で競合して、
日本はカリフォルニアから買わずに中国から買い付けるようになり、カリフォルニアには99年産からは可成り
の在庫が残りました。その残った日本種のお米をアメリカ国内にも安く販売し始めて今日の様な市場になっ
て来ました。ところが2001年産の面積は可成り限られています(あきたこまち8500エーカー、コシヒカリ6000
エーカー)。その上、今までのところ前年分と同じぐらいは既に日本に送ることになりました。今後残量の計
算を各精米業者販売業者で行うことになりますが、国内の現在の需要を賄えるのか心配です。アメリカ国内
の短粒種の需要は年々伸びており、現状では端境期までにかなり供給が逼迫する恐れがあるように思われます。
次回はご飯についてお話しさせていただきます。
(北川正巳)
ご飯の話 薫・マックファーランド
「御飯をもっと食べましょう!」
御飯を食べると太るということをまだ信じていますか、それは全くの誤りです。ご存じの通り、肥満の原因は
不規則な食事、食べすぎ、運動不足などによるものです。
御飯はパンなどより低カロリーで低脂肪な食品です。また粒食ですのでインシュリンの分泌刺激性が弱いた
め太りにくいと言われています。御飯を食べると高血圧になるというのも誤りです。
昨今、日本ではお米が見直されています。特に一日のスタートである朝食は快適に一日を過ごすために、
まず栄養を補給する必要があります。お米に含まれている炭水化物は、人間の体に入るとすぐに消化され
てブドウ糖になり、体を動かす潤滑油の働きをします。また体温を上昇させ、眠っている体を起こす役目も果
たします。
アメリカでも今お米が大人気です。ヘルシーな食品として認識され、肥満療法にも取り入れられています。
御飯を中心として野菜、魚、肉などを組み合わせる和食がアメリカだけではなく広く世界中から注目されてい
ます。弊社の胚芽米も価格面では割高にもかかわらず、多くのアメリカ人に受け入れられています。
日本人は二千年以上も前からお米を食べてきました。御飯離れが進んだこともありましたが、ここでお米の
持つパワーを見直しましょう。御飯をもっと食べましょう。
Kaoru McFarland
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